2017年6月15日木曜日

首都キャンベラの暮らし

いま僕はオーストラリアの首都キャンベラに住んでいます。首都と言っても小さな町と言った方が適切かもしれません。キャンベラは、アメリカのワシントンDCと同様、政治・行政的機能のみを有し、商業的機能を持たない町なんです。治安は非常にいいですよ。大通りであれば夜中でも女性が一人で歩けます。

僕はキャンベラ中心部(Civicと呼びます)とANUの間に住んでいます。CivicとANUは隣接していますので、かなりの都会に住んでいることになります。一般の人が買い物をするキャンベラセンターまで歩いて10分、ANUの学生が買い物をするUnion Courtまで歩いて5分、非常に便利です。24時間オープンのChifley図書館にも歩いて5分です。

キャンベラセンターは大型ショッピングモールで、キャンベラで入手できる全てのものがここに集結しています。Targetのようなスーパーマーケットも入っていますし、G-Starのようなブランド衣服店、Appleストア、多国籍のレストランも多くあります。

ANUのUnion Courtには、生協、銀行、学生向けレストラン、中古自転車販売店、文房具などを販売するコンビニエンスストアがあります。でも残念なことに、夏休みや冬休みは休業になるんですよね。Union Courtだけでなく、ANU周辺のほとんどのレストランも休みの間は休業します。

Chifley図書館には大変お世話になっています。一日に2回行くことも珍しくありません。夕食前と夕食後です。画面サイズの大きなデスクトップコンピュータが多く設置されていますので、大量の電子書籍・論文を読む必要のあるエッセイを書く際などには特に便利です。

キャンベラは、シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの商業都市に比べ、小さな町です。シドニーに住んでいた友人は「キャンベラには何もない」と言いますけれども、逆に「足りないものも何もない」のです。キャンベラセンター、Union Court、Chifley図書館があれば、二年間の大学院生活には十分です。ただし、様々な経験をすべき20代の若者にはあまりオススメの町ではありません。ここキャンベラは本当にストイックに勉強だけをする場所なのです。

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